苗場プリンスホテル 救命講習
救急救命センター看護師の渡部です。
先日オープン前の苗場プリンスホテルへ救命講習に行ってきました。
私は心肺蘇生法を担当させていただきました。
胸骨圧迫、AEDの使用方法、人工呼吸について実技を交えてお話させていただきました。
心臓突然死で年間7万人もの方が亡くなっています。
心臓突然死がいつでも、どこでも、誰にでも起こりうるということをわかっていただけたと思います。
実技では1人1体用意させていただき(南魚沼市の子供会、十日町PUSHUに資機材をお借りしました)、
110人もの方から一斉に胸骨圧迫、AEDの使用方法、人工呼吸を行っていただきました。
最初は皆さん緊張されて、ぎこちない動きでしたが最後にはスムーズにしっかりと実技ができていて安心しました。
苗場プリンスホテルには、今シーズンもたくさんのお客様が来られることが想定されます。
センター長の山口医師は
「もしかしたら、シーズン中心臓突然死が起こるかもしれない。今回の講習をその時に役立てて欲しい」と話していました。
今回皆さんが受講されている様子を拝見し、
何かあったときはスタッフの皆さんが、今日の学びを役立ててくれると思いました。
完璧でなくてもいい。
倒れている人がいたら、声をかけできることをしてください。
このメッセージが皆さんの心に残って、今シーズンを無事に過ごせることを願っています。